中日入団の松坂大輔、開幕1軍に向けて春季1軍キャンプ内定

中日への入団が決定した松坂

中日ドラゴンズへの入団が決定した松坂大輔の春季の1軍キャンプ入りが内定していることを中日ドラゴンズの森繁和監督が明らかにした。ソフトバンク時代はケガに悩まされ手術を受けたものの調子は上がらず退団となってしまったこともあり、今回のキャンプでも「自分のいけると思ったタイミングで」と松坂の身体の調子を気遣いながらのキャンプとなる。プロ20年目にして、松坂の年俸は4億円から一軍最低補償の1500万円となった。3億8500万円の年俸ダウンは巨人・杉内の5億円から5000万円にダウンした4億5000万円に続く2位という数字となっている。ソフトバンク時代は3年間で1度だけしか公式登板がない松坂は、「中日で1年間めいっぱい投げたい。1年1年最後のつもりでやる」と意気込みをみせた。森繁和監督は松坂が西武に入団した年の西武ライオンズで2軍投手コーチを務めており、森繁和監督はその年で解雇されてしまったため直接の関わりはないものの、20年ぶりの同じチームとなった。

▼ソフトバンク時代の松坂大輔

松坂大輔 中日ドラゴンズ ソフトバンク

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入団テストは5分で合格

松坂大輔は1月23日多くの報道陣に見守られながらナゴヤドームへ入り、テスト会場となる室内練習場へ向かった。テスト自体は非公開だったが、合格したら即入団会見を行うと発表していたため多くの報道陣が詰めかけた。テストはすぐに終了し、松坂は中日への入団会見を行った。合格を決めた森繁和監督は「ずっと見ていたいと思った」と松坂のピッチングを絶賛した。西武時代共にプレーしたこともある中日ドラゴンズ編成部渉外担当の友利結も「西武時代を見ているような投球だった」と太鼓判を押した。テストでは十分に投げられることをアピールできたという松坂。新しい背番号も99番に決まった。2018年1月4日に亡くなった星野仙一の現役時代の背番号である20番も頭にあったが、「今の僕がつけるべきではない」と99番を選んだとのこと。99番はかつて2007年に育成枠で入団した中村紀洋がつけた背番号と同じとなる。

▼入団テストに臨む松坂大輔

松坂大輔 中日ドラゴンズ 入団

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松坂大輔とは

横浜高校時代から「平成の怪物」と呼ばれ、甲子園の決勝でノーヒットノーランを達成する快挙を成し遂げている。高校野球にメジャーリーグのボストン・レッドソックスのスカウトが観戦に来るほど注目を集めていた。ドラフト1位で西武ライオンズに入団した後は3年連続最多勝など多くの活躍をし、2006年のWBCでは先発した試合全てで勝利投手となり、MVPを獲得している。同年にボストン・レッドソックスが交渉権を獲得し入団することとなった。2007年のボストン・レッドソックスはワールドシリーズに進出し、松坂は日本人初となるワールドシリーズ先発投手となり、試合にも勝ったので日本人初のワールドシリーズ勝利投手となった。その後ケガなどで調子が落ちてしまいFAとなり、インディアンズ、メッツを経て、2014年にソフトバンクホークスと契約し日本プロ野球に復帰となる。しかし、ケガの調子が悪く手術を受けたものの調子は上がらず、ソフトバンク時代の登板は1度のみ、その1度の内容も1回の登板で5失点と散々な内容で一軍登録を抹消されている。ソフトバンクは育成契約かコーチ契約を結んだ上でリハビリ継続を提案したが、松坂はソフトバンクを退団し現役を続行することにこだわった。2018年に中日ドラゴンズの一員となる。

▼ボストン・レッドソックスでも活躍

松坂大輔 中日ドラゴンズ ボストン・レッドソックス

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同期入団の上原や元チームメイトからエール

同じ年に同じくドラフト1位で巨人に入団した上原浩治は松坂の中日ドラゴンズ入団にtwitterで、「大輔…中日に決まったみたいやね。おめでとう!!同期入団だから、ちょっと気になって…」と祝福のコメントを投稿している。上原はカブスをFAとなり現在も球団が決まっていないので、同期入団の松坂の去就が気になっていた様子だった。元チームメイトであるソフトバンクの和田も「お互い頑張っていきたいとエールを送った。ソフトバンクの王貞治球団会長も「思い切って頑張って欲しい」と現役にこだわった松坂を応援するコメントを寄せている。ソフトバンクの工藤監督も「怪物松坂大輔を1軍の試合で見せてほしい」と松坂の復活に期待している。一部ではかなり厳しいのではといった野球関係者の声もあるが、もう一度松坂の活躍見たいと思っている野球ファンは多いだろう。

▼同期入団の上原浩治からもエール

松坂大輔 中日ドラゴンズ 上原浩治

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松坂大輔が中日に入団についてまとめ

異例の早さで終わった入団テストを経て、松坂大輔が中日ドラゴンズに入団することが決まった。ソフトバンク時代には多額の年俸を貰いながらも1軍のマウンドに上がったのは結局1回きりとなってしまった松坂は年俸1500万の1年契約で再出発となる。松坂自身ピッチングには手応えを感じており、森監督も太鼓判も押していたが、ケガの具合など体の調子が万全なのか今後のキャンプで明らかとなっていくだろう。松坂の中日ドラゴンズ入団に同期入団の上原や元チームメイトがエールを送っている。「マツザカ世代」という言葉が生まれるほどその時代を代表するピッチャーの素晴らしいピッチングがもう一度みられることを期待したい。