日本ハム新球場の「アジアNo.1のボールパーク」は北広島に

日本ハムの本拠地移転が北広島に決定

プロ野球日本ハムファイターズの新しい本拠地となる新球場の候補地を北広島市に絞り込んだことがわかった。今後は親会社の日本ハムの承認を得られ次第、建設を開始し2023年の開業を目指すことになる。日本ハムの本拠地移転の候補地は北広島の他に真駒内公園が候補に挙げられていたが、周辺の住民から反対運動が起きており、それに対して移転賛成の住民も署名運動を起こすなど住民同士の対立が起きる事態となっていた。これに対して北広島市は新球場建設地の土地使用料と固定資産税の免除を申し出るなど協力的で、住民の反対運動もなかった。

▼日本ハムの本拠地となる新球場のイメージ

日本ハム 北広島 ボールパーク

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日本ハム新球場は「アジアNo.1のボールパーク」に

日本ハムは新球場の建設に関して「ボールパーク構想」を打ち出している。ボールパークとは球場を作るだけでなく球場と一体化した巨大な商業施設やホテルを併設し、野球以外も総合的に楽しめるアメリカのメジャーリーグのような球場のことで、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地である楽天生命パーク宮城では球場に観覧車をつけるなど、日本でもボールパーク化を進める球団が増えている。商業施設には買い物や飲食はもちろんスーパー銭湯などもあり、家族やカップルで食事をしながら野球観戦を楽しめるようなレストランなど、エンターテイメント性の強い新球場を建設し、「アジアNo.1のボールパーク」を建設することを発表している。球場が完成したら北海道の新観光スポットになることは間違いないので北海道民だけでなく、新球場を楽しみにしているという声がSNS上では多かった。

▼新球場は”アジアNo.1″のボールパークに

日本ハム ボールパーク 北広島

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現在の札幌ドームは問題だらけ

日本ハムは2004年に本拠地を札幌ドームに移してから莫大な使用料を札幌市に支払い続けてきた。基本使用料だけでなく警備費や清掃費などを含めると年間25億円以上を札幌市に支払っていたことになる。この出費が響いて親会社の出資がなければ球団の経営は赤字となっている。各球団は集客のために様々な工夫を考えてそれを実践して観客を増員させているが、自前の球場ではない日本ハムにはそれが許されなかった。球団の親会社が球場経営に関わっていないのは日本ハムと読売ジャイアンツ、ヤクルトスワローズの3球団だけである。金銭面の赤字はチーム事情にも影響していて、日本ハムはチームで活躍した選手やベテランを年俸が上がると次々と放出してしまう。新球場建設で赤字がなくなれば、チーム事情も良くなってくるのではという声もある。さらに問題は金銭面だけでなく、札幌ドームの人工芝の問題もある。札幌ドームは野球専用ではなくサッカーやアーティストのコンサートにも使われるため、天然芝ではなく、コンクリートの上に人工芝のシートを敷き詰めて野球の試合を行うのだが、天然芝に比べて膝や腰への負担が大きく、硬い地面を恐れて大胆なプレーの妨げとなってしまうという問題も起きていた。日本ハムの新球場の構想では天然芝の野球専用の球場のため、選手たちのダイナミックな動きがみられることだろう。

▼札幌ドームのコンクリートの上に人工芝のシート

札幌ドーム 人工芝 日本ハム

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交通の便の悪さを指摘する人も

新球場の建設予定地の最寄り駅である北広島駅は札幌駅から快速エアポートで15分ほどだが、新千歳空港と札幌を結ぶ線なので常に混雑している。満員の状態も多いこの千歳線にさらに球場を訪れる乗客が増えるのはかなりの混乱が起きることが予想される。さらに北広島駅から建設予定地のきたひろしま総合運動公園までは1kmあり、公園から球場予定地までの距離もさらに1kmほどあるため交通の便の悪さを指摘する人もいる。しかし球場建設地の近くに新駅をたてることをJR北海道と北広島市が検討しているとの情報もあるため、2023年までに新駅の建設と混雑の解決を図ることが期待されている。

▼建設予定地のきたひろしま総合運動公園

北広島 日本ハム 移転

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日本ハムが北広島に新本拠地についてまとめ

日本ハムファイターズの札幌ドームに代わる新しい本拠地が北広島に決定したことがわかった。建設開始はまだ先のこととなるが、2023年の開業を目指しているということだ。高額な使用料や人工芝のなど問題の多かった札幌ドームを去ることで、新球場の建設費用に莫大な金額がかかるが、今まで払っていた25億円以上の経費が消え、新球場の収益見込みの20億円の収入が入ってくることになるため日本ハムが親会社に頼らず、黒字球団となる日も遠くはないかもしれない。日本ハムの新球場は”アジアNo.1″のボールパークを目指すという目標の元に商業施設やホテルなどを含めた壮大な計画となっているので、2023年の実現がいまから楽しみなものになっている。日本ハムがいなくなった札幌ドームは赤字への転落が見込まれているが、日本ハムとの高額な使用料の問題は周知の事実だったため、札幌市側同情する声は少ない。交通の便を心配する声もあるが、新駅の建設など対応を協議しているということなので、2023年の開業までには問題が解決していることを期待したい。